株式会社インディージャパンは、ディープテック分野のスタートアップを対象とした「超・短期集中アクセラレーションプログラム」を2025年8月に開催しました。本レポートでは、プログラムの概要と様子を紹介します。
・参加者募る
本プログラムは、2025年8月に4週間で急成長を目指すディープテックスタートアップ向けのプログラムです。技術を市場に届けるための考え方や戦略の立案、資金調達や資本政策、知的財産やライセンシングについて学ぶとともに、メンタリングも受けられる内容となっています。6月から7月にかけて募集を行い、20チームを超える応募がありました。INDEE Capitalメンバーの津田・津嶋・内海が事業内容の審査を実施し、複数回の打合せを経て、採択された5チームが本プログラムに参加しました。

・熱い夏とともにキックオフ
8月1日にキックオフイベントを開催しました。INDEE Capitalメンバーによる開会の挨拶から始まり、参加チームによる自己紹介と事業紹介、そして懇親会が行われました。選び抜かれた5チームが、それぞれ社会課題の解決に挑む事業構想を掲げ、いよいよ本格的にスタートです。関西から参加したチームも複数おり、全国から集まった熱意あるメンバーが集結しました。

プログラムでは、3回のゼミを実施しました。創業期に最も重要な「ターゲット市場の選び方」「チームビルディング」「資本政策」をテーマに、1週間という短期間で集中的にインプットを行いました。また各チームには専属のメンターが付き、お盆期間に最大計3回のカベウチメンタリングを実施しました。さらにステージゲート方式を採用し、メンタリング過程でINDEE Capitalからの出資可能性のある3チームを選抜し、最終ピッチに向けたピッチのブラッシュアップを行いました。

・最終ピッチイベント!投資家も参加
8月の最終日はプログラムの集大成として最終ピッチ会を開催しました。当日は、当ファンドのLPである事業会社やエンジェル投資家を招き、プログラム参加の3社に加え、INDEE Capitalが支援する2社の計5社が熱のこもったピッチを行いました。

・「キャピタリストの目線で多くの指摘をいただけた」
・「事業の方向性が決まり覚悟が決まった」
・「投資家の考え方を直接知り、早期開発への意欲が高まった」
短期間でありながら、参加者が確かな手応えを得たプログラムとなりました。
本プログラムでは、単に事業加速を支援するだけでなく、将来的に投資対象となるよう共に事業を成長させていくことを重視しています。今回のプログラムで生まれたつながりを大切にし、今後もディープテック領域で挑戦する起業家の支援を継続していきます。