電気通信大学機械制御工学専攻修士。MIT Sloan Executive MOT。一般社団法人日本能率協会KAIKA Awards検討委員、NEDO事業カタライザー。IAF認定 Certified Professional Facilitator。

大学院時代は現JAXAにてCFDの研究、電通国際情報サービス入社後は製造業のDXを支援、製造業の開発プロセスに特化したiTiDコンサルティング創業メンバーとしてカーブアウトし米国技術コンサル会社との様々なプロジェクトを通してコンカレントエンジニアリングの神髄を学ぶ。
製造業のR&D部門にて早く安く良い製品を生み出す支援をする中で、既存製品でのものづくり力の向上よりも、新たなカテゴリーでの製品・サービス、そして、新規事業を生み出す必要があることを痛感し、イノベーション、新規事業創出にフォーカスするINDEE Japanの創業に参画。ジョブ理論の伝道師として多くのトレーニングセッションを実施。

60カ国以上を旅した経験を持つ、地元の生活者の日常を垣間見るのが好きなエスノグラファー。優しそうな風貌とは裏腹に頑固な面もある、日々の努力を見せないイチロー型のストイックな職人。

新しい考え方や行動を普及させる事でイノベーションを生み出す

イノベーションとは世界をより良い方向に進歩させることです。これは、今までなかった考え方やテクノロジーが世の中に普及することで実現されます。しかし、そこで普及するものは、新しく発明されたものとは限りません、既にあるものの価値を再発見することも世の中を変える力になります。

イノベーションを起こすためには、取り組もうとしているテーマが本当に人々の役に立つか、新たなコンセプトを実現し、世の中に普及させるための環境やインフラが整いつつあるかという、テーマや技術そのものの見極めが大事です。しかし、厄介な事に、いつが適切なタイミングかは誰にも分かりません。
どうしても助けたい人、解決したい課題があれば、後は、解決できるまでやり続けられるか。成否を分けるのは、試行錯誤を続けられるかの違いでしかありません。但し、こうした試行錯誤は確立されたビジネスプロセスを持ち再現性を重視する企業の中では、無鉄砲で無駄な事の様にも見られがちです。

実は、イノベーションを起こす上でも型はあります。イノベーションの成功確率を上げるための再現性の高い型を組織に埋め込めれば、より多くの人がイノベーションの創出に関われる様になります。

 

働き方をイノベートし、仕事を通して共に成長する

新しいやり方を学び、それを身につけ、成果を上げる事で人は成長します。私自身、これまでの仕事体験の中での一番の感謝は、適切なタイミングで適切な仕事を得られた(与えられた)ことです。そこにあったのは自分を見つけてくれた人の思い、それに応えて成長したいという自分の思い、そして、その二つを結びつけてくれた偶然の縁に支えられていました。

INDEE Japanを初めて10年の中で、こうした運や縁を頂きながら、そこでの実践を通して、実践知を型にしてきました。こうした型を携えて、自分の行動を変える事が出来れば運や縁に出会う確率を上げられます。イノベーションが生まれる確率は上がります。そして、新たな行動を習慣化できれば、目の前に来る変化も怖く無くなります。

時代が変わっていく中で、全く変わらずにい続ける事は不可能です。自分の世代がなんとか免れたとしても、それは子供達の世代にしわ寄せをしているに過ぎません。人の成長スピードは異なります。あまりにも急激に変わろうとすると自分自身を破壊しかねません。塩梅は人それぞれですが、自分の中で常に居心地の悪い感じがするやり方を試しておく事で、変化への耐性が付きます。

働き方をイノベートし、仕事を通して共に成長する。新たな事に取り組む中で、組織も個人も成長する。

変化に対する耐性を付けることで、人はもっと自由に幸せになれると信じています。